新倉山浅間公園の紅葉は終わりました。
今週に入って一段と朝晩の冷え込みが強くなってきたこともあり、車のタイヤをスタッドレスタイヤへ交換する様子を目にするようになりました。早い年だと12月に入ってすぐに雪が降ることがあるので、富士北麓は紅葉が終わると一気にウィンターシーズンへ突入します。さて約一ヶ月のあいだ、綺麗な色付きを楽しめた新倉山浅間公園のもみじは、一部を残してほぼ落葉し、令和二年の紅葉シーズンは終わりを迎えました。

忠霊塔の周辺はすっかり落葉して、冬の景色へと移り変わりました。写真には入っていませんが、先週のブログに登場した忠霊塔裏のもみじは、まだ色付いた葉が残っていましたが、こちらもこの週末を過ぎると落葉が進むと思われます。忠霊塔周辺の紅葉は終わりとなりました。

咲くや姫階段では、まだ一部のもみじが赤く色付いています。階段沿いは、周囲に高い木があるので、色付きの始まりも終わりも公園内で最も遅い場所になります。来週末まで見られるかは微妙な様子です。

新倉山浅間公園の遊歩道から眺めた富士山と富士吉田市街地の様子です。28日(土)は、朝早い時間は富士山に雲が掛かっていませんでしたが、午前中には雲が出てきてしまいました。これからの季節は空気が乾燥してくるので、より富士山が綺麗に見えると思います。

今年の春は、桜が咲いた直後にコロナの感染拡大の影響により、公園が閉鎖されるという前代未聞の状況に見舞われましたが、秋の紅葉シーズンは無事に綺麗な紅葉を楽しめることができました。これから冬に入ると、晴れても寒さが厳しくなるなるので、新倉山浅間公園を訪れる方は少なると思いますが、年があけるとあっという間に桜の季節を迎えるので、多くの観光客を迎えられる状況になっていることを期待しています。
2020年、令和二年の新倉山浅間公園紅葉情報は今回で区切りといたしますが、今後は雪を被った富士山の姿などをお伝えしますので、引き続きご覧ください。