忠霊塔の紅葉は終了しました
約一ヶ月にわたり美しい姿を見せていた新倉山浅間公園「忠霊塔」の紅葉ですが、富士山に本格的な雪が降り、冬の姿になるのと時を同じくして紅葉シーズンを終えました。2019年シーズンは、例年以上に長い期間紅葉を楽しめたほか、色付きもいつも以上に鮮やかに色付いた印象でした。

先日まで赤く色付いた葉をつけていたもみじも殆ど葉を落として、忠霊塔の周辺はすっかり冬の装いとなりました。

忠霊塔の東側にある東屋から望む富士山と富士吉田の街。ここでは富士山の裾野まで見渡せるので、訪れると富士山の雄大さを感じられると思います。富士山を背景に写真が撮れるので、記念撮影の場所として賑わっています。

忠霊塔の東側にある新倉山浅間公園の遊歩道からも富士山の美しい眺めを楽しむことができます。遊歩道は訪れる人が少ないので、ゆっくり富士山を眺められる穴場です。

11月28日は寒気が流れ込んだ影響で、山梨県内の標高が高い山では雪が降り、富士山も一気に冬の装いとなりました。例年、紅葉の季節は山頂付近が白くなる程度なので、12月を前にして真冬の装いは珍しいです。
咲くや姫階段も紅葉が終盤

殆ど葉が落ちた忠霊塔周辺に比べ、咲くや姫階段周辺はまだ色付いたもみじを見ることができます。同じように見えるもみじでも種類によって、色の付き方や色付くタイミングが違うので、まだ葉を落とさず綺麗な姿を見せているもみじを見ることができます。


塩釜神社前の広場も富士山を望む人気の場所なので、ご覧のように多くの観光客で賑わっていました。11月に入ってから何度も忠霊塔へ通っていますが、今日11月30日が最も混雑していたように感じます。
忠霊塔の紅葉は終わりましたが、これから空気が乾燥し始めると空気が澄むので、富士山がもっとも綺麗に見える季節となります。富士山にもたっぷり雪が降ったので、寒くなっても多くの観光客で賑わいが続きそうです。