4月11日頃に満開を迎えた新倉山浅間公園の桜は、その後雨が降ったこともありだいぶ花びらを落としてしまいました。16日(日)現在、半分程度の花びらが落ちた感じです。

花びらの付け根が赤く色付き、花びらも白からピンクに変わってきたので、もうすぐ花びらを落としそうです。青い葉も顔を出し始めています。

桜の開花前に雪が降るなど冷え込む日があり富士山では雪が増えましたが、その後の気温上昇により一気に雪解けが進みました。桜が終わるのと同じくして、たっぷり雪を被った富士山も見納めとなりそうです。

忠霊塔周囲の桜も花びらが散り始めていますが、忠霊塔の前にある枝垂桜は盛んに花を咲かせています。この枝垂桜はもう少し楽しめそうです。

展望デッキは相変わらずの人気で、この日も長い列ができていました。それでもリニューアルして、一度に入れる人数が多くなったので、以前のような混雑にはならなかったようです。

公園内は風が吹くと桜吹雪となっていました。公園内の車道にも花びらが積もって、路面をピンク色に染めています。

2022年の新倉山浅間公園の桜は、見納めとなりました。忠霊塔周辺はまだ少し花が残っていますが、富士吉田の週間天気予報を確認すると、18日(月)と19日(火)は傘のマークが出ていますので、この数日で散り終わり、葉桜になるものと思われます。コロナウイルスによる大きな影響もなく、多くの方に新倉山浅間公園に訪れて頂き、地元に住む者として嬉しく思います。
今後の新倉山浅間公園では、ツツジが咲き始めます。一足早く咲いているツツジも見かけますが、更に沢山のツツジが咲き始めるほか、ゴールデンウィーク前には八重桜も咲き始めます。桜は終わりますが、季節の花々が楽しめるので、ぜひ訪れて頂きたいと思います。