見頃を過ぎて花びらが散り始めています
暖冬の影響により、例年に比べ一週間ほど早く開花した新倉山浅間公園と新倉富士浅間神社の桜は、19日(日)現在、多くの花びらが散り、桜のシーズンも終盤を迎えています。
18日(土)は春の嵐となり、強い雨と風の影響もあって多くの桜が散ってしまったようです。あけて19日(日)は朝からよく晴れて、新倉富士浅間神社から忠霊塔へ向かう「咲くや姫階段」からは、青空のもと桜越しに雪を増した富士山が、とても綺麗に見えました。
新倉富士浅間神社の桜は、6割ほど花が残っていますが、あす20日(月)は再び雨が降る予報となっているので、新倉富士浅間神社の桜は今週で見納めとなりそうです。
18日(土)は、ふもとの富士吉田では雨が降りましたが、富士山では雪が降ったようで、真冬でも見ない真っ白な装いとなりました。今後、春の温かさが続くと富士山の雪解けも進むので、雪をたっぷり被った富士山を見られるのも今のうちかもしれません。
新倉山浅間公園は閉鎖が続いています
4月3日から閉鎖が続いている新倉山浅間公園は、19日現在も閉鎖が続いており忠霊塔や公園内を散策することはできません。当初、桜のシーズンが終われば閉鎖が解除されると思われましたが、全国的に緊急事態宣言が発令されたことで、緊急事態宣言を解除するとされているゴールデンウイーク明けの5月6日まで閉鎖が続く可能性も出てきました。
咲くや姫階段は愛宕神社まで上がることができますが、その先から立ち入ることはできません。愛宕神社は火防の神様。災いを鎮める願いを込めて、お参りさせて頂いています。
新倉山浅間公園は、国内外から多くの観光客が訪れる場所である一方、地域の人の散歩コースであったり、集まって体操をしたりする憩いの場でもあります。そして何より戦地で亡くなった方々に手を合わせる慰霊の場です。一日でも早く、これまでの日常が戻ることを願うばかりです。