11月に入り、富士吉田市内では朝晩の冷え込みが強まってきました。それにより木々の色付きが進み、新倉山浅間公園では本格的な紅葉シーズンを迎えています。11月3日現在、桜は落葉が進みほぼ終了。変わってもみじの色付きが始まっています。

遊歩道には落ちた桜の葉が広がり、地面にも秋の景色が広がっていました。サムネイルの写真の通り、一部の桜を残して多くの桜は落葉しました。今年の桜は色がとても鮮やかな色付きとなりました。桜は年によって、鮮やかに色付く年もあれば、色付きが良くない年もあるので、気温や冷え込み具合によって色付きが影響を受けるようです。

忠霊塔周辺の桜は、ほぼ落葉しました。忠霊塔周辺では、これからもみじが色付くので、本来であれば展望デッキから紅葉と富士山と五重塔の眺めを楽しめるはずですが、現在、展望デッキは拡幅工事が行われているため、立ち入ることができません。来年に期待したいです。
色付き始めた咲くや姫階段のもみじ

落葉した桜に代わってもみじの色付きが進んできました。例年、標高が高い忠霊塔周辺や、咲くや姫階段の上り終わり付近から色付きますが、今年も咲くや姫階段のもみじが色付きはじめました。

まだ青々しているもみじがある一方で、すでに真っ赤に色付いているもみじもあり、木によって色付き具合に差があります。全体として紅葉はこれからが本番です。

東京都の緊急事態宣言が解除されたことで、新倉山浅間公園を訪れる人が徐々に増えてきました。まだ以前のような賑わいに戻るには時間が掛かりそうですが、多くの方に訪れて頂き、紅葉と富士山の眺めを楽しんで頂きたいと思います。