新倉山浅間公園の閉鎖が解除されました
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐために、4月3日から閉園が続いていた新倉山浅間公園は、6月1日(月)から終日入園が可能になりました。桜が咲き始め、これから多くの観光客で賑わうと思われた矢先の閉園から約2か月。待望の開園となりました。
公園内は自由に立ち入ることができますが、忠霊塔裏の展望デッキは閉鎖されており、立ち入ることができません。密集・密接を防ぐための措置だと思われます。富士吉田市によると展望デッキの解放時期は未定とされています。
この日は午前中に30分ほど公園内に滞在しましたが、地元の方や観光客と思われる方など20名程を見かけました。戦没者のご遺族なのか、忠霊塔の正面に供えられた花の水を変える人の姿も見られました。
あいにく薄曇りの天気で、富士山ははっきり見ることができませんでした。富士山は雪解けが進み、徐々に夏の装いになってきました。ちなみに今年の夏の富士山は、登山道が閉鎖されることが決まりましたので、夏山登山はできませんが、その代わり新倉山浅間公園からの眺めを楽しんで頂きたいと思います。
咲くや姫階段のもみじは青々としていて、とても綺麗です。
閉鎖から約2ヶ月。久しぶりに咲くや姫階段を上がったので、途中で息が切れてしまいました。途中から階段を避けて歩き始めた車道は、まさに緑のトンネルで、新緑がとても美しく気持ちよく歩くことができました。車道は密集を避けられますし、これからはアジサイが咲くので、車道の利用もお勧めです。
第二波の心配があるとはいえ、コロナも落ち着きつつあるので、今後少しづつ人が戻ることを期待しています。まだしばらく海外からの観光客が訪れることはないと思われるので、落ち着いた雰囲気の中で雄大な富士山の景色を楽しんで頂けるでしょう。