忠霊塔越しの富士山の撮影スポットとして人気の展望デッキは、この7月から大規模改修工事が始まります。工事期間は7月13日から来年3月18日までとなっています。計画によると現在よりも広く拡幅されるようなので、新しくなった展望デッキからの眺めが今から楽しみです。
クラウドファンディングによる改修工事
現在の展望デッキは2015年(平成27年)に設置されました。それ以前は未整備の急傾斜地で、現在設置されている擁壁の上の柵もなくとても危険な場所でした。展望デッキが設置されたことで、忠霊塔越しの富士山を気軽に見ることができるようになりました。
その後、国内からの観光客やインバウンドが急激に増えたことで展望デッキの混雑は常態化し、展望デッキ周囲の立ち入り禁止の場所にも人があふれる事態になりました。その結果いまでは、斜面の表層が削られて松の根が踏まれてむき出しの状態に。
そこで富士吉田市では2020年10月に、展望デッキの拡幅工事を目的としたクラウドファンディングを実施。目標額の1億円を大幅に上回る4億1,200万円の寄付額が集まり、その寄付によって拡幅工事が行われることになりました。
展望デッキの拡幅工事は令和三年7月13日(火)から令和四年3月18日(金)までの予定となっています。工事期間中は展望デッキのほか、忠霊塔から展望デッキへ向かう遊歩道の一部も通行止めになるようなので、来園時はご注意ください。忠霊塔周囲及び、散策路の立ち入りはできるようです。
長い期間工事が続きますが、新しくなった展望デッキからの眺めがいまから楽しみです。
アジサイが綺麗に咲いています
新倉富士浅間神社から忠霊塔へ向かう車道を入ってすぐの場所にアジサイが咲いています。見頃を終えた株もありますが、まだ綺麗に花を咲かせている株も見られます。ここ最近、梅雨空が続いていますが鮮やかな青いアジサイを目にすると癒されますね。