多くの初詣客で賑わう新倉富士浅間神社の元旦
2020年、令和二年元日の富士吉田は、天候に恵まれて朝から青空が広がり、風もない穏やかな陽気の中、新年を迎えました。ここ最近は、毎年のように元旦は天候に恵まれており、晴れる確率が高い特異日と言えるかもしれません。
忠霊塔のふもとにある新倉富士浅間神社は、午前中から大変多くの初詣客が訪れ、拝殿前には参拝を待つ人の長い行列ができていました。大晦日から日付が変わった直後は地元の人で賑わいますが、日中は県内外から多くの初詣客が訪れ、駐車場は早い時間から満車になっていました。さらに海外からの観光客も加わり、元旦の新倉富士浅間神社は初詣客で大変な賑わいとなっていました。
新倉富士浅間神社の拝殿の脇には社務所があり、普段からお守りやお札、御朱印を受け付けています。お正月ということで沢山の縁起物がならんでいました。
破魔矢を手にしている初詣客が多くいらっしゃいましたが、新倉富士浅間神社の御祭神は商売繁盛の神様でもあるので、熊手を求めている方も見受けられました。
時間を追うごとに初詣客が増え、お昼近くにはご覧のような長い列となりました。新倉山浅間公園が桜の名所として多くの方に知られるようになってから、新倉富士浅間神社にも多くの方が訪れるようになり、初詣客も年々増えている印象を受けます。
元旦は青空が広がり、新倉富士浅間神社の参道からは雪を被った富士山が綺麗に見えていました。大鳥居越しに富士山が見えるこの場所は、春には桜。秋にはもみじが色付きとても写真映えする場所なので、多くの参拝客が鳥居越しの富士山を撮影する人気の場所です。
令和二年元旦の忠霊塔
新倉富士浅間神社で初詣を済ませた参拝客が次に目指すのが忠霊塔。忠霊塔からも美しい元旦の富士山が望めました。
忠霊塔裏の展望デッキは人気ゆえ相変わらずの混雑。しかし忠霊塔へ来たからにはここからの景色を写真に収めたいと、殆どの観光客が訪れる人気の場所です。
展望デッキでは、富士山と五重塔を背景に記念撮影する観光客の姿が多くみられます。お昼近くになると逆光になるので、富士山も人物も綺麗に写すには条件が厳しくなります。撮影後に補正するか、ストロボを使うと綺麗に撮影できるかと思います。
穏やかな日和の中、新倉山浅間公園と忠霊塔そして新倉富士浅間神社は新年を迎え、多くの参拝客や観光客が訪れていました。富士山の世界文化遺産登録以降、多くの方に足を運んで頂くようになりましたが、令和二年も例年以上に沢山の観光客に訪れて頂き、富士山をはじめとする景色や富士吉田の街を楽しんで頂きたいと思います。