10月に入ってからも暖かい陽気が続いている富士北麓ですが、周囲の木々も少しずつ色付き始め、秋の訪れを感じるようになってきました。今回は10月20日(木)の新倉山浅間公園の色付き具合について紹介します。
ここ数日間ぐずついた天気が続きましたが久しぶりに青空がひろがり、新倉山浅間公園からも富士山を眺めることができました。例年だとこの時期、山頂付近には雪が積もっていることが多いのですが、今年はまだ雪を被っていません。この先も晴れる日が続きそうなので、まだしばらく夏山の姿を見ることができそうです。
そんな富士山を綺麗に見ることができる遊歩道周辺では、桜が少し色付いていました。新倉山浅間公園では、桜が最も早く色付き始め、桜が落葉してからもみじの色付きが始まります。今年は強く冷え込む日が少なかったので桜の色付きがよくないようです。あまり色付くことなく落葉するかもしれません。
展望デッキからは少し色付いた桜を見ることができましたが、実際には写真ほど色付いている印象はなく、まだまだ青々としているもみじが目立ちます。冷え込みが強くなると、もう少し桜が色付くでしょう。
入国規制が緩和されたことで、海外からの観光客が一気に増えました。ここ数年は賑やかさを欠いていましたが、今年の紅葉シーズンは訪れる人が増えて賑やかになりそうです。
公園内は木陰が多いのですが、展望デッキは日差しを遮るものがありません。日焼けを避けるために、帽子や日傘などを用意されることをお勧めします。
公園内でもっとも色付きが進んでいるのがドウダンツツジです。展望デッキ入口付近のドウダンツツジが紅く染まっていました。展望デッキから更に上がった東屋周辺はドウダンツツジが多いので、これからの色付きが楽しみです。
新倉山浅間公園ではこれから桜が色付き始めて、桜が落葉したあと11月上旬からもみじの色付きが始まります。例年もみじの見頃は11月月中旬となります。
昨年は外出自粛の要請に加え、展望デッキのリニューアル工事の影響もあり、訪れる人が少ない紅葉シーズンでした。一方、今年は移動や入国の規制も緩和されたので、賑やかな紅葉シーズンを期待しています。