いよいよ桜が芽吹き始めました
3月11日に広島での桜の開花発表を皮切りに、本日14日は東京でも桜の開花が発表されました。東京のソメイヨシノの開花は、平年より12日も早く去年と同日で、去年に並んで観測史上最も早い開花となったそうです。毎年のように桜の開花は早まっていますね。
さて新倉山浅間公園の桜は、淡く綺麗な緑色をした新芽が顔を出し始めました。上の写真が、本日14日の様子です。毎年、公園内で最も早く開花する桜で、毎年観察している当サイト独自の標準木です。昨年3月18日の投稿写真と比べて芽はやや小ぶりですが、4日の差を考慮すると、昨年と同じような時期に開花を迎えそうです。
本日現在の桜の開花予想としては、早ければ今月末に開花して、開花後一週間となる4月10日(土)、11日(日)あたりが見頃ではないかと予想しています。
来園する観光客は増加傾向
昨日13日(土)は、雨が降るあいにくの天気でしたが、14日(日)は朝から青空が広がり、やや風はあるものの暖かく穏やかな陽気でした。今シーズン雪不足が話題になた富士山も、たっぷり雪を被ったいつも通りの姿を見せています。
東京都をはじめ一都三県に出されている緊急事態宣言により、新倉山浅間公園を訪れる観光客も少ない状況が続いていましたが、陽気が暖かくなるにつれて訪れる観光客が増えてきた印象です。
忠霊塔裏の展望デッキには多くの観光客が訪れて、おもいおもいに写真を撮っている姿が見られました。大駐車場では午前中、ほぼ満車の状態が続いていたほか、新倉富士浅間神社では、社務所でお守りや御朱印を求める観光客が列をなしている様子も見られました。
一足早く梅が開花
忠霊塔の西側には梅の木があり、毎年この時期になると小さな花を咲かせます。
新倉山浅間公園で最も早く花を咲かせるのが、この梅の木。周囲はまだ寒々しい景色のなか、一足早く春の訪れを感じます。また公園内ではスイセンが芽を出し始めているので、こちらももうすぐ黄色い花を咲かせるでしょう。新倉山浅間公園の春は、一歩一歩近づいています。