新倉山浅間公園の桜の見頃は終わりました
3月24日に開花した新倉山浅間公園の桜は、一部を残してほとんどの花びらが散り、令和三年の桜シーズンは終わろうとしています。桜が開花するまでは晴れて暖かい日が続きましたが、開花後はぐずついた天気が続き、本日15日もあいにくの曇り空が広がり、富士山を見ることはできませんでした。
今年は開花が早かったぶん散るのも早く、過去の写真を見返すとちょうど今ごろ、桜は満開を迎えていますが、今年は例年より早く桜シーズンが終わりを迎えています。

散らずに残っている桜はあとわずかとなり、殆どの花びらが散って若葉が芽吹き始めています。

週末には展望デッキの入場待ちの人で長蛇の列となっていた遊歩道は、訪れる人も少なく静けさを取り戻していました。地面は散った桜の花びらで白く染まっています。この辺りの桜は、標高が高いためかまだ少し花が残っていました。
これから見頃を迎える花々

桜の見頃は終えましたが、新倉山浅間公園ではこれから見頃を迎える花々がありますので紹介致します。
まずは咲くや姫階段の上り終わりにある八重桜。濃いピンクのつぼみが膨らみ始めました。新倉山浅間公園の八重桜は、例年だとゴールデンウィークあたりに綺麗な花を見ることができますが、八重桜も今年は早く開花しそうです。

新倉山浅間公園ではツツジもゴールデンウィークあたりに花を咲かせます。写真はミツバツツジでしょうか?続々と花が咲き始めています。咲くや姫階段の途中から遊歩道へ逸れたあたりで沢山見ることができます。

最後は新倉富士浅間神社参道のもみじです。神社参道のもみじは、一年を通じて葉が赤い種類で、特にゴールデンウィーク頃になると葉が真っ赤に色付いてとても綺麗です。夏場熱くなるといったん葉の色は落ち着きますが、秋になると再び赤く色付くので、色付きを一年で二度楽しめることができます。
新倉山浅間公園の桜は全て散り終わっていませんが、見頃を終えて葉桜になり始めているので、当ブログとしては令和三年の新倉山浅間公園の桜は終了とお伝えさせていただきます。冒頭で触れましたが、今年は桜が咲くまでは晴れて気温が高く良い天気に恵まれていましたが、桜の開花後は花曇りの空が続き、富士山と桜の絶景を見ることができた日が少なかったように感じます。
新型コロナウイルスの影響で、屋台やステージイベントは開かれませんでしたが、昨年のように公園が閉鎖されることもなく、週末を中心に多くの人が訪れて賑わいを見せたことは良かったです。
今後、暖かくになるにつれて天気が安定して、富士山が見える日が多くなると思いますので、ぜひ足を運んで頂きたいと思います。桜の開花状況のお知らせは、今回で最後と致します。